シェイルの首都、クレイスフィーに来ました。
ナエっていうエルフに会ったけど…なんか、あんまり嬉しくない。
エルフ自体に罪はないのはわかるんだけど、
でも、エリーニャを庇わなきゃラファは…この話はもういいや。

それで、第八の巫子のロビを仲間にしました。
これもまた長い話なんだけど…とりあえず、ロビって世界王のご子息なんだって！
だから世界王子ってことになるのかな。
そんな人と幼馴染だなんて、トレイズってすごいな。
だけどなんていうか…ちょっと素直すぎるというか。

でも、「自分と、ナエと、トレイズくらいの命があればほかはなんだっていい」って…
みんなそれ聞いて怒ってたけど、私、ちょっとだけわかる気がするな。
私だって、ラファとか、ユールとか、私の身の回りの人が幸せだったら、
ほかの人はどうなったって…
ラファがエリーニャを庇わなきゃよかったって思ってるってことは、
きっと私も、ロビと一緒なんだと思う。
ギルビスは「守られた側はずっと命を救ってくれた人のために生きなきゃならない」
って言ってたけど、エリーニャもそうなのかな。
ずっとラファのために生きていくことになるのかな…
でも、そうじゃなきゃ、ラファが守った意味なんてなくなっちゃうんだよね。

そういえば、ロビの持ってる黒い本って、巫子の作り方が書いてあるんだって！
暗号化されてるらしいんだけど読んでみたいなあ。
でも、ロビにそういうこと、ちょっと言いにくいかも。
なんだか嫌味でもたくさん言われそうだもん。

妹さんのティエラはちょっとかわいそう。
お兄さんのためを思ってやってたのにな。
人のせいにするのはいけないけど、ロビもあんなに怒らなくていいのに。

でも、これでやっとラトメに帰れるんだ。
エルミたち、元気にしてるかな。